収益化された土地付き太陽光発電
収益化された不動産としては、アパートやマンションなどの賃貸物件のほか駐車場やコインパーキングなどがあります。
これらは利用者がいて初めて収益を得ることができるものですが、ここ十数年の間に普及してきたものが土地付き太陽光発電です。
太陽光発電は光エネルギーを直接電気エネルギーに変換するもので、ひとつのパネルで発電できる電気の量は少ないものの、多くのパネルから集められた電気をひとつにすることで大きな発電量とすることができます。
これらは日照時間が長い地域では効率的に発電することができ、また発電した電気は電力会社が買い取るので安定した収入を得ることが可能です。
一方で、太陽光発電を設置する場所としては住宅などの建物の屋根が一般向けにはよく使われていますがメガソーラーなどの場合には広大な遊休地に設置されているケースも多くあります。
しかしメガソーラーになるとその投資金額は億という単位になるものです。
そこで登場したのが太陽光の発電システムが付属した土地です。
これらはニュータウンでの建売分譲住宅と同じで、すでに設備が設置されたものを購入するというものになります。
メガソーラーの発電量はありませんが、一定規模の発電量があり、また日照時間など条件の良い地域の物件ですので、条件の悪い地域で行うよりも効率的です。
それに建売住宅と一緒である程度の数を揃えて建設しているので、その点でもコストダウンが図られており安く手に入れることができます。