ロープ打診調査で外壁の状況を確実に確認

ビルなどの一定以上の規模がある建築物を所有している事業者などの方は外壁の状態を定期的に検査確認する義務を負っています。

外壁は紫外線や風雨などに四六時中さらされているので、壁内に水分が入り込んで熱変化によって膨張と収縮を繰り返し表面に「浮き」がでてきたり、ひび割れなどが発生することが珍しくありません。

そのまま放置すると壁面が落下して通行人などに衝突して深刻な事故が発生する可能性があります。

これは過去においても実際に発生している事案であってビル所有者や管理者にとっては外壁の状況を把握し、適切な補修工事などの対処を要する場合も。

実際に外壁の状態を見るのが打診検査になりますが、地上高がある建築物では高層部分の検査を行うのが難しい場合があります。

赤外線などによる検査は結果の緻密性にかけるきらいがあります。

そこで綿密に外壁のコンディションを検査できるのがロープ打診調査になります。

ロープで支えながら調査員が打診をつぶさに行うことができるので、高層部分でも確実に現況を確認することができます。